ブログ管理者は、
20代から発病までヘビースモーカー(3箱)でした。
人工肛門手術をして退院後タバコを止めました。
術後17年、今は元気です。
「厚生労働省研究班による多目的コホート研究」
「がんになりたくない人、なった人」参考になります。
★以下転用
★1日平均1合以上の飲酒者は、お酒を飲まない人に比べて、
大腸がんになりやすい
男性では、
アルコール摂取量が日本酒にして1日平均1合以上2合未満の人は、
飲酒しない人に比べて、
大腸がんの発生率が1.4倍、
1日平均2合以上の人は、2.1倍でした
(日本酒1合と同じアルコール量は、
焼酎で0.6合、泡盛で0.5合、ビールで大ビン1本、
ワインでグラス2杯(240ml)、ウイスキーダブルで1杯です)。
この結果から、
もし1日平均で1合以上飲酒する人がいなかったとしたら、
男性の大腸がんの約24%は予防できていたはずという計算になります。
女性では、
週1日以上飲酒する人でも、飲酒しない人に比べて、
発生率は上昇しませんでした。
これは、1日平均1合以上飲酒する人がほとんどいないためで、
大量飲酒すれば男性の結果と同様であると考えられます。
★たばこを吸う人は、吸わない人に比べて、大腸がんになりやすい。
男性でも女性でも、
たばこを吸う人は、吸わない人に比べて、
大腸がんの発生率が1.4倍でした。
たばこをやめた人も、1.3倍でした。
この結果から、
もしたばこを吸う人がいなかったとしたら、
男性の大腸がんの約22%は予防できていたはずという計算になります。
女性は、喫煙者が少ないので、
たばこをなくして予防できる部分は小さいですが、
喫煙そのものの発生率への影響は、男性同様といえます。
★お酒を飲む人で、たばこを吸う人は、
どちらもしない人に比べて、大腸がんになりやすい。
男性の結果に限りますが、
1日平均2合以上のお酒を飲む人で、しかもたばこを吸う人は、
お酒も飲まないし、たばこも吸わない人に比べ、
大腸がんの発生率が3.0倍でした。
また、お酒、たばこどちらかまたは両方たしなむ人と
どちらの習慣もない人の大腸がん発生率の比較から、
もしお酒を飲む人やたばこを吸う人がいなかったならば、
男性の大腸がんの約46%は予防できていたはずという計算になります。
★お酒とたばこが悪いわけ
お酒に含まれているエタノールは
分解されてアセトアルデヒドになります。
お酒を飲むと顔が赤くなる、
気分が悪くなる、頭痛がする、などの原因物質です。
これががんの発生にかかわると考えられます。
さらに、アセトアルデヒドが分解される際に出る活性酸素によって、
細胞の中の核酸(DNA)を作るのに必要な葉酸という物質が
壊されてしまいます。
これによってDNAの合成や傷ついたDNAの修復がうまく行かず、
がんになるとも考えられています。
たばこの煙には、
多くの発がん性物質が多く含まれています。
たばこを吸っていると、
たばこの煙が触れる「のど」や気管、肺以外に、
直接触れない大腸の粘膜からも発がん性物質が検出されます。
これによってがんが発生しやすくなると考えられています。
★節酒・禁煙が大事
大腸がんは、
近年急速に増加し、対策が急がれるがんのひとつです。
発生に関しては、食物との関係が注目されていますが、
今回の結果から、
お酒は無視できない重要な要因であることが確かめられました。
また国際的には
たばこと大腸がんは関係が薄いと考えられていますが、
日本人においては、関係があるのかもしれません。
大腸がんの予防のためには、
特に中高年の男性にとって、
節酒(1日平均1合未満)と禁煙が大事であると考えます。
これは大腸がんに限らず、
その他のがんや循環器疾患の予防にも通じるものです。
「厚生労働省研究班による多目的コホート研究」
タグ:大腸がんとお酒・たばこ





