直腸指診(Digital rectal examination;DRE)
医師が、潤滑剤を付けた手袋をした指で
直腸に異常がないか触診する。
簡単に実施できるが、肛門から数センチの所までしか診断できない。
便潜血検査(Fecal occult blood test;FOBT)。
便のなかに微量の血液が含まれていないかを検査すること。
病変を便がこするとわずかに出血し便に血液が混じる。
この肉眼では見えない微量の血液を検出する検査である。
しかし、進行癌でも便潜血陰性のことがある。
大腸内視鏡(Colonoscopy)
ライト付の柔軟な内視鏡で直腸から盲腸まで挿入し、病変を観察する。
現在では大腸疾患を診断する方法として中心となっている。
同様の仕組みの胃カメラよりかなり操作が難しかったが、
スコープの改良、挿入法の改良で以前より容易になった。
ポリープ、腫瘍、炎症などの異常があれば、
小さい鉗子を使用して組織を生検(biopsy)用に採取できる。
大腸内視鏡の応用として、
ポリープ、早期癌が発見された場合に
電気メスと同様の原理を使用して除去する内視鏡手術が施される。
バリウム注腸二重撮像法(Double contrast barium enema;DCBE)
肛門からバリウム溶液を注入し、ついで空気を注入する。
それにより大腸や直腸の内面の形状をX線で撮像する。
内視鏡より実施が容易であるが、放射線の被曝がある、
異常があったときに生検ができないという理由より
日本では大腸内視鏡に大腸疾患診断の中心の座を譲り渡した感がある。
CT断層撮影法(Computed axial tomography)は
X線診断法で進行癌の周囲への進展度合や
他臓器(特に肝臓)の有無を検査するのに用いられるが、
大腸癌の有無自体を調べるのには向いていない。
早期癌の発見には全く無力である。
他の理由で実施されたCT断層撮影で進行大腸癌が発見されることもある。
血液検査(blood test)。
進行大腸癌があると貧血を来すことがよくある。
貧血自体はありふれた疾患であるが、
大腸癌がその原因の一つであることは注意すべきである。
また、
患者の血液中のある種のたんぱく質(腫瘍マーカー:tumor marker)、
のレベルを計測することで進行癌の存在を推定することができる。
癌胎児性抗原(CEA)が代表的である。
ただし早期であれば正常レベルであることが普通であるし、
進行癌でも正常範囲の人も少なくない。
肝臓などへの転移があると癌胎児性抗原(CEA)値が高度に上昇する。
CEA以外にCA19-9も用いられる。
大腸がん手術・今は元気で稼ぐ!【大腸がん・稼ぐ・アフィリエイト】
タグ:大腸癌の診断





